ぴょこのあしあと

不死鳥ぴょこの足跡

『ソウゾウの扉』を開く

『ムゲンのソウゾウ世界』

人は誰しも、生まれた時には『自分の世界』を持っている。

 

自分の好きなものだけが集まって形作られる『ムゲンのソウゾウ世界』が。

 

でも、大人になるにつれ

 

ダサい、恥ずかしい、みっともない、もういい歳だから…

 

そう言って、少しずつ『ソウゾウの世界への扉』を閉じていってしまう。

 

最後には、自分の好きだったものも、楽しかったことも、全て扉の向こうに封印して、退屈な社会生活を送るために適応してしまう…

 

そんなのはイヤだ!!

 

そう叫んでも、一度閉じてしまった扉を再び自力で開けるのは不可能に近い。

 

『ソウゾウの扉』はソウゾウ力でしか開けられない

 

一度閉じてしまった『ソウゾウの扉』を開ける方法。

 

それは『他者のソウゾウ世界』に触れるしかない。

 

例えば絵や彫刻、漫画、アニメ、映画、音楽…

 

おおよそ芸術と呼ばれるような『ソウゾウ世界』から生み出されたアウトプット。

 

それに触れることで、自分の中の『ソウゾウの扉』が再び開きだす。

 

「自分も、こんな作品を作りたい…」「こんな世界に行きたい…」と。

 

そうして、少しずつ『ソウゾウの扉』が開き始め、開いた扉は、新しいソウゾウを生む。

 

世界がソウゾウに溢れ、誰しもが堂々と『ソウゾウの扉』を開ける世界を。

 

私はそう望んでいる。

 

そして、誰かの『ソウゾウの扉』を少しでも開ける存在でありたいと思っている。

 

 

 

 

宇宙恐竜製作記

(映画版ドラえもんみたいなタイトルだ…)

 

今回はとある知人の依頼で『宇宙柄恐竜ピアス』を作ることになった。

 

ハンドメイドするのはひさしぶりだけど、いい機会なので、これからまた本格的に手を動かしていこうと思う。

 

早速、完成したものがこちら!

 

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シンプルだけどオリジナリティのあるデフォルメを目指して作成。

いわゆる『ゴジラ立ち』じゃないのがこだわりポイント。

 

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表に透けて見えるように、裏面にも星とラメを入れた。

 

【製作過程】

①デザイン

まずはデザインを考える。

他の人とかぶらないように、得意のデフォルメ加減で。

シリーズ化を考慮して他のメジャーな恐竜も合わせてデザイン。

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彩色イメージも

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ティラノは初期案をボツにして第二案を採用した。

【びふぉー】
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【あふたー】

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シルエットが丸くなるように改良。

ギザギザのクチで個性を出した。

 

プラ板にヤスリがけ

パステルで彩色できるように裏面をヤスリがけ

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フロストのプラ板があればこの工程を飛ばせるんだけど、今回はなかったので手作業で丁寧に。

 
③縁取り→切り出し

白ポスカで縁取りを描き、それに合わせて切ります。

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写真は試作品で、完成版はポスカを細いものに変更し、縁取りギリギリで切るようにした。

 

ちなみに試作品の完成形はこちら。

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これはこれでかわいい…

 

④着彩→焼き

切り出したプラ板パステルで色をつけます。

中央に白を乗せて水色と紺、間にピンクを入れるとそれっぽくなる。

 

そしてプラ板を焼いて固めます。

プラ板は焼くと

・1/4くらいに縮む

・厚みは増す

・色が濃くなる

・硬くなる

など変化があります。

 

縮むサイズや、色の変化も考慮して作成する必要がある。

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⑤レジン加工

レジンを乗せてラメや星を入れていきます。

この工程が楽しい(そしてセンスを問われる…)

 

本体にレンジを塗り、その上からラメを直接レジンに混ぜたものを爪楊枝で塗っていきます。

 

キラキラで線を引くイメージで。

星はバランスよく差し込みます。

 

⑥完成!

ピアスのパーツをつけて完成!

マルカンをつける作業が地味にキツい…

 

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今回は初めて、手渡しではなくメルカリで発送した。

 

これで製作から販売まで一連の流れを体験したので、これから本格的に販売を始められそう。

 

ということで、これからも『ぴょこ丸工房』をよろしくお願いします!

 

【ぴょこ丸工房(メルカリ版)】

https://www.mercari.com/jp/u/101533743/

未来の自分をビジュアライズする

夢を現実に

夢を現実にするためには、

将来の自分の姿を明確に思い浮かべることが大切だ。

 

それは、言葉でもいいし、絵でもいい。

将来のビジョンに合う写真を集めるのもいいかもしれない。

 

私の夢

最近、いろいろ考えた結果、やっぱり自分は『ものづくり』を軸にして生きていくのがよかろうという結論にいたった。

 

作業場を整え、道具を集めて、改めて『ものづくり』に取り組むこととした。

 

自分の理想の姿をビジュアライズするために、イメージを絵にしてみた。

 

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『想像力』と『創造力』を発揮してものづくりする姿のイメージ。

 

具体的に想像することで、イメージは現実となる。

 

ミッション

自分なりの『ミッション=使命』を明文化することも大切だ。

 

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自分のミッションは

 

私は私の与えられた『想像力』と『想像力』を存分に発揮し、家族と愛する人たちに豊かさを与え続けます。

そして、世界を、未来をより良く変えていきます。

 

とした。

毎日暗唱できるくらい短いが、これがこれからの行動指針となる。

 

あわせて、2021年の9月1日までにどんなふうになっていたいかもまとめた。

 

実際はすでに8割がた叶っているが、それを維持し未達成の目標については進めていきたい。

 

人生の羅針盤

奇しくも今日9月2日は満月。

 

新しい目標を立ててスタートするには最適な日。

 

今から1年後、今日撒いた種がどのような実をつけるのか…

 

今から楽しみでならない。

 

 

父との関係を癒す

幼い頃は誰しもそうだと思うけど

 

昔は父を尊敬し、少し恐れ(畏れ?)ていたと思う。

 

力では絶対に勝てないし、知識においても勝ち目はない。

 

当然だ。

生きてきた年数が違う。

経験が違う。

 

今考えれば当然のことだが、当時はただ畏れ敬っていた。

 

側から見ればどこにでもいる普通の父親ではあったが、幼い頃の自分は父を『神』のように感じていたのかもしれない。

 

父が全能ではないと知った日

思えば、自分はよく質問する子どもだったと思う。

 

疑問に思ったことは、よく父に聞いていた。

 

そして、父はなんでも答えてくれていた。

 

その答えを、素直に信じていた。

 

しかし、ある時、父が『本当の答え』以外を言っていることがあることに気がついた。

 

ウソを言っているわけではない。

でも、父は答えを知らない時には推測で答えたり、単に知ったかぶりしている時もあると気がついた。

 

その時まで『神』のように信じ、畏れ敬っていた父が『ただの人間』であると気付いてしまった。

 

それからというもの、知ったかぶりや、曖昧な答えに怒りすら感じるようになった。

 

そのことで何度か喧嘩したこともあった。

 

自分が、雑学や教養にこだわるようになったのも、この経験からきていると思う。

 

小さいが確かな『キズ』がそこにはあった…

 

気付いたら変われる

父との関係に漠然と感じていた違和感。

 

その『正体』にやっと気が付くことができた。

 

気が付いたら変わることができる。

 

キズのできた違和感ある関係を改善していくことができる。

 

心理学の世界では、父との関係に傷があると仕事や収入に影響があるらしい。

 

今、ほんの少しずつだけど、関係を癒すことができた。

 

これからどうなっていくのか…

 

少し不安だけど、楽しみでもある。

 

 

僕は『成長』について勘違いしていたのかもしれない

『成長』という言葉が嫌いだった。

 

「〇〇すれば成長できるよ!」とか「成長するためには努力しなきゃ!」とか、うんざりする(ちなみに『努力』という言葉も嫌いだ)。

 

なぜ『成長』という言葉が嫌いだったのか。

今やっとわかり始めた。

 

『成長』とは『目的』ではなく『結果』である

『成長するために〇〇する』というのも間違いではないのだろう。

 

だが、『成長』とは本来『目的』ではなく『結果』であるべきなのだ。

 

紆余曲折、さまざまなことを経験してきた『結果』。

やりたいと思ったことにチャレンジした『結果』として『成長』がある。

 

何のために、何故という問いをクリアしないまま、ただ『成長』のために『努力』するというのは、文字通り『無駄な努力』である。

 

『成長』が『結果』であると理解した今『成長』という言葉に対する抵抗が減ってきた。

 

自分が『成長』することが楽しみになってきた。

 

『目的』と『手段』を取り違えない

得たい『目的』があり、そのための『手段=努力』をし『結果=成長』する。

 

そこを取り違えることは往々にしてある。

 

何のためにお金を稼ぎたいのか。

何のために働くのか。

何のために痩せたいのか。

何のためにブログを書くのか。

何のために生きるのか。

 

行き詰まった時は、そう自問し、本来の『目的』を思い出すことが必要だ。

 

 

 

 

…『努力』という言葉が嫌いな理由?

それは…また次の機会に。

『想像力』と『創造力』

振り返ってみると、物心ついた時から絵や工作が好きだった。

 

幼稚園での思い出は

運動会でも、友達と遊んだ記憶でもなく

ただ1人黙々と工作している記憶ばかりだ。

 

折り紙を折って、切って、紙に貼る。

開かれた時にどうなるのか考えながら切るのが楽しかった。

 

作品展のために紙粘土で『鬼』をつくる。

みんなが赤鬼、青鬼ばかりでつまらないと思ったので、自分は黄色にした。

海賊モチーフを取り入れて肩に鳥を乗せたりした。

 

おえかき教室では、先生が途中まで描いた絵に付け足して、絵を完成させる回があった。

先生は描きかけの信号機や車を描いた。

このまま完成させても『先生が描かせたいもの』になってしまうと思って、信号機を首長竜の頭に見立てて、車の車体はトリケラトプスの背中になった。

先生は呆れていたと思うが、自分は満足だった。

 

小学校に上がる頃、両親はLEGOブロックを、デパートに勤めていたおばあちゃんはときどきプラモデルを買ってきてくれた。

まだ当時の自分には難しかったけど、一生懸命作った。

 

ある時、児童館でプラ板工作のイベントに参加した。

今思えば、それがプラ板工作との出会いだった。

その時何を描いたかは忘れたけど、自分の作ったものがキーホルダーになったことがとても嬉しかったことを覚えている。

 

小学校高学年くらいになると、ゲームを始めたり、野球部に入ったりと工作以外に費やす時間が増えた。

それと、なんとなく絵を描いたり、プラモデルをつくるのが『ダサい』と感じていた気がする。

 

それでも、授業中にプリントにラクガキしたり、練り消しをこねて怪獣を作ったりしていた。

創作の熱は弱くはなっていたけど、たしかにそこにあった。

 

中学校1年の時に、入院することがあった。

友達がお見舞いにプラモデルを持ってきてくれた。

ひさしぶりにプラモデルを作って、創作の炎が再び燃えてきた。

 

そこから本格的にプラモデルを始めた。

プラモデルのアイデアを整理するために、絵も勉強した。

紆余曲折あり、今は『ハンドメイド』という形でプラ板との再開も果たした。

 

今にして思えば、

ものづくりに対する情熱や

『想像力』『創造力』は物心ついた時からずっとあった。

 

そのチカラに今再び対面している。

このチカラで今度は世界と向き合いたい。

 

『想像力』と『創造力』でより良い世界を創る。

 

それが自分の使命であり、願いだと思う。

 

 

 

ものづくりは楽しい

ひさしぶりに創作意欲が刺激されてアクセサリー作りを始めた。

 

今回のテーマは『恐竜』。

 

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得意のデフォルメスタイルで下書き。

かわいい…


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ノーマルのベタ塗りだとこんな感じ。

もっとポップなカラーでもアリかも。


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これが本当の『宇宙恐竜』…

下書きをPCに取り込んだのでいろんなバリエーション試せるのは良い。


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で、サクッと描いてプラ板切り出し。

線は白ポスカで。

着色は宇宙カラーを採用してパステルで。


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で、焼いたらこんな感じ。

プラ板は100均の0.4mmのものを使用。

思ったより縮んだけど、バランスは崩れなかった。


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レジンを塗って、ラメを入れて硬化させて完成!

 

とりあえずストラップに。

 

フチの取り方、サイズ感、色付けなどなど、まだまだ改良の余地あり。

 

でもこうやって試行錯誤しながらものづくりするのは本当に楽しい。

 

作ったものが売れたらもっと嬉しい。