いつ死んでもおかしくない世の中だから
メメント・モリ
今朝、青信号を渡っていると、目の前を軽トラが高速で通り過ぎて行った。
一瞬目を疑った。
そんなにギリギリというわけではなかったけど、ぶつかっていれば確実に死ぬ速度。
もし、自分が2歩ほど先を歩いていたら?
トラックが1秒遅かったら?
そう考えると今もゾッとする。
ひさしぶりに『死』を意識した瞬間だった。
生はいつでも死と隣り合わせ
『今日死んでも後悔しないように生きろ』
という言葉を聞くが、
今日、明日に死ぬという表現が、あながち言葉だけの世界ではないと感じる。
交通事故や水難事故、通り魔、天災、熱中症など、物理的な死。
仕事のストレスやいじめから鬱病、果ては自殺に至る、精神的な死。
これだけテクノロジーが発展した世の中でも争うことのできない死。
それが、いつ降りかかってもおかしくない世界で生きている。
かといって、いつ死んでもいいように、刹那的に生きることも難しい。
いつ死んでもいいと思っている人が、気づいたら100年生きてるなんてこともあり得る。
明日死ぬかのように生きよ。 永遠に生きるかのように学べ。
とは、ガンジーの有名な言葉だが
明日死んでも、永遠に生きても、後悔しない選択をしていきたい。
改めてそう感じた。