『ソウゾウの扉』を開く
『ムゲンのソウゾウ世界』
人は誰しも、生まれた時には『自分の世界』を持っている。
自分の好きなものだけが集まって形作られる『ムゲンのソウゾウ世界』が。
でも、大人になるにつれ
ダサい、恥ずかしい、みっともない、もういい歳だから…
そう言って、少しずつ『ソウゾウの世界への扉』を閉じていってしまう。
最後には、自分の好きだったものも、楽しかったことも、全て扉の向こうに封印して、退屈な社会生活を送るために適応してしまう…
そんなのはイヤだ!!
そう叫んでも、一度閉じてしまった扉を再び自力で開けるのは不可能に近い。
『ソウゾウの扉』はソウゾウ力でしか開けられない
一度閉じてしまった『ソウゾウの扉』を開ける方法。
それは『他者のソウゾウ世界』に触れるしかない。
例えば絵や彫刻、漫画、アニメ、映画、音楽…
おおよそ芸術と呼ばれるような『ソウゾウ世界』から生み出されたアウトプット。
それに触れることで、自分の中の『ソウゾウの扉』が再び開きだす。
「自分も、こんな作品を作りたい…」「こんな世界に行きたい…」と。
そうして、少しずつ『ソウゾウの扉』が開き始め、開いた扉は、新しいソウゾウを生む。
世界がソウゾウに溢れ、誰しもが堂々と『ソウゾウの扉』を開ける世界を。
私はそう望んでいる。
そして、誰かの『ソウゾウの扉』を少しでも開ける存在でありたいと思っている。