夢は変わらずそこにあった
自分には夢がない。
ずっとそう思っていた。
夢なんかない。
なりたいものもない。
やりたいこともない。
そう思い込んでいた。
でも、ある時気がついた。
夢はずっとそこにあった。
変わらずそこにあった。
見つけてもらえるのを。
気づいてもらえるのを。
思い出してもらえるのを。
ずっと変わらず待っていた。
見ないふりして
気づかないふりして
なかったことにして
夢をなくしてたのは自分だった。
でも
それまでの経験は無駄ではなかった。
たくさん迷って
たくさん冒険してきたから
カゴの中に『青い鳥』がいることに気がつけた。
今度は
その青い鳥を
逃さないように
死なせないように
大切に育てていこう